ここでは、コートクリーニングの素材別の料金から、出す頻度、かかる日数まで、徹底的に詳しく解説していきます。
「コートクリーニングの料金相場ってどのくらい?」「コートをクリーニングに出す適切な頻度やタイミングも知りたい・・」
特に、はじめてコートをクリーニングに出す方は、料金や出し方など、疑問や不安に思うことはたくさんあると思います。
コートクリーニングで不明点がある場合は、まずこのページから確認してみてください。
目次
コートクリーニングの料金相場を詳しく見ていきます。
以下の料金は、高級品や特殊素材のコートは当てはまらず、一般的なコートの料金です。
クリーニング店 | コートクリーニング料金 |
---|---|
ホワイト急便 | 1,300円程度※ |
白洋舎 | 1,900円程度※ |
うさちゃんクリーニング | 1,400円程度※ |
ポニークリーニング | 1,300円程度※ |
ナイスクリーニング | 1,000円程度※ |
キレイナ | 6,000円 |
リネット | 1,900円~ |
ネクシー | 2,500円 |
リコーベ | 933円〜 |
リナビス | 930円〜 |
平均 | 約1,500円 |
※店舗による
一般的なコートのクリーニング料金相場はおよそ2,000円程度です。独自の割引などがあるとさらに安くクリーニングできます。
次の宅配クリーニングランキングで、一番コスパが良く安い業者を紹介しているので参考にしてみてください。
コートのクリーニング料金は、次のような種類・素材によって変わってきます。
上記、種類ごとのクリーニング料金と合わせ、さらにファー付きになるとまた料金が変わるのでその辺りも詳しく解説します。
ウールコートのクリーニング料金を主要クリーニング店で比較してみました。
クリーニング店 | ウールコート クリーニング料金 |
---|---|
ホワイト急便 | 1,300円程度※ |
白洋舎 | 1,900円程度※ |
うさちゃんクリーニング | 1,200円程度※ |
ポニークリーニング | 1,300円程度※ |
ナイスクリーニング | 1,000円程度※ |
キレイナ | 6,000円 |
リネット | 1,900円~ |
ネクシー | 2,000円 |
リコーベ | 933円〜 |
リナビス | 930円〜 |
平均 | 約2,000円 |
※店舗による
このように、平均的に2,000円前後であれば平均的なウールコートクリーニングの料金と言えます。
ウールコートのクリーニングについてさらに詳しい内容は次の記事をご覧ください。
カシミヤコートのクリーニング料金を主要クリーニング店で比較すると次のようになります。
クリーニング店 | カシミヤコート クリーニング料金 |
---|---|
ホワイト急便 | 2,400円程度※ |
白洋舎 | 3,700円程度※ |
うさちゃんクリーニング | 2,900円程度※ |
ポニークリーニング | 2,400円程度※ |
ナイスクリーニング | 850円程度※ |
キレイナ | 6,000円 |
リネット | 2,100円~ |
ネクシー | 2,270円 |
リコーベ | 933円〜 |
リナビス | 930円〜 |
平均 | 約2,800円 |
※店舗による
カシミヤは素材の中でもかなりデリケートな方なので、自宅で洗うことはまず避けた方が良いです。
カシミヤコートに関してさらに詳しいクリーニングの知識を知りたい人は次の記事を合わせてご覧ください。
ムートンコートのクリーニング料金を主要クリーニング店で比較してみると、次の表のようになります。
クリーニング店 | ムートンコート クリーニング料金 |
---|---|
ホワイト急便 | 9,200円程度※ |
白洋舎 | 8,000円程度※ |
うさちゃんクリーニング | 15,000円程度※ |
ポニークリーニング | 6,000円程度※ |
キレイナ | 20,000円 |
リネット | 14,000円~ |
リコーベ | 933円〜 |
リナビス | 930円〜 |
平均 | 10,000円程度 |
※店舗による
超高級素材である、ムートンコートは非常に高度がクリーニング技術が必要になるため、非常に高額なクリーニング料金になっています。
ムートンコートのクリーニング料金や頻度についてさらに詳しい内容は次の記事にまとめています。
トレンチコートのクリーニングの料金を比較した結果は次の通りです。
クリーニング店 | トレンチコート クリーニング料金 |
---|---|
ホワイト急便 | 1,300円程度※ |
白洋舎 | 1,900円程度※ |
うさちゃんクリーニング | 1,400円程度※ |
ポニークリーニング | 1,300円程度※ |
ナイスクリーニング | 850円程度※ |
キレイナ | 6,000円 |
リネット | 1,900円~ |
ネクシー | 2,500円 |
リコーベ | 933円〜 |
リナビス | 930円〜 |
平均 | 約2,000円 |
※店舗による
トレンチコートのクリーニング料金は通常のコート料金とあまり変わりません。
トレンチコートのクリーニングについてもっと詳しい情報は次の記事にまとめています。
革コートのクリーニング料金は次の通りです。
クリーニング店 | 革コート クリーニング料金 |
---|---|
ホワイト急便 | 8,000円程度※ |
白洋舎 | 8,000円程度※ |
うさちゃんクリーニング | 7,000円程度※ |
ポニークリーニング | 6,000円程度※ |
キレイナ | 18,000円 |
リネット | 10,000円~ |
リコーベ | クリーニング不可 |
リナビス | 930円〜 |
平均 | 9,500円程度 |
※店舗による
革コートは特殊技術が必要な素材ですので、料金は上記のように高額になります。
ふわふわしたファー付きコートのクリーニング料金は次の通りです。
クリーニング店 | 料金 |
---|---|
ホワイト急便 | 1,300円程度※ |
白洋舎 | 1,900円程度※ |
うさちゃんクリーニング | 1,500円程度※ |
ポニークリーニング | 1,300円程度※ |
ナイスクリーニング | 850円程度※ |
キレイナ | 6,000円 |
リネット | 1,900円~ |
ネクシー | 2,500円 |
リコーベ | 933円〜 |
リナビス | 930円〜 |
平均 | 約2,000円 |
ファー付きであっても通常のコートクリーニングとほぼ変わりません。
ただし、毛皮ですと革コートの料金になったり、素材が高級素材ですとその分料金は高額になるので注意しましょう。
マッキントッシュのゴム引きコートのクリーニング料金は次の通りです。
クリーニング店 | 料金 |
---|---|
ホワイト急便 | 要確認 |
白洋舎 | 要確認 |
うさちゃんクリーニング | 要確認 |
ポニークリーニング | クリーニング不可 |
ナイスクリーニング | 要確認 |
キレイナ | 7,800円 |
リネット | クリーニング不可 |
ネクシー | クリーニング不可 |
リコーベ | クリーニング不可 |
リナビス | クリーニング不可 |
平均 | 約8,000円 |
マッキントッシュのゴム引きコートはクリーニングに対応していない業者がほとんどです。
その中では、高級クリーニング専門の宅配クリーニングである、キレイナが対応可能で、安心して任せられるのでおすすめです。
コートクリーニングは、店舗型クリーニングでは、シミ抜きの料金はおよそ500円〜1,000円程度の場合が多いです。
一方で、宅配クリーニングだと無料でコートのシミ抜きをしてくれる業者がほとんどです。
コートのクリーニングでは冬物・秋物・春物といったくくりでは料金は変わりません。
コートクリーニングの料金は、コートの素材や種類に依存します。
基本的にここまでで紹介した素材、種類によってコートクリーニングの料金は変動すると覚えておけば大丈夫です。
ただし、付属品が付いている場合(フードやベルトなど)は別料金が取られることがあるので注意しましょう。
コートをクリーニングに出す場合、パック料金の宅配クリーニングがお得です。
例えば、コートを普通にクリーニングに出すと1着2,000円程度で、10着で20,000円ほどかかりますが、パック料金であれば10着10,000円程度に収まります。
その差、約半額でコートをクリーニングできることになります。
項目 | コート10点の料金 | コート1点あたりの料金 |
---|---|---|
店舗クリーニングに出す場合 | 20,000円程度 | 2,000円程度 |
パック料金の宅配クリーニングに出す場合 | 10,000円程度 | 1,000円程度 |
パック料金の宅配クリーニングについては次のランキングを参考にしてみてください。
また、宅配クリーニングを利用するには次のメリットもあります。
宅配クリーニングを利用するメリット |
---|
自宅から出ずにクリーニングに出せる |
忙しくても集荷にきてくれたり、コンビニから出すことも可能 |
シミ抜きや毛玉取りが無料の業者が多い |
そのまま保管してくれることも可能 |
また、料金も店舗型とほぼ変わりませんし、早いところだと最短2日で仕上げてくれますので、使い勝手も抜群です。
コートにおすすめの宅配クリーニング業者は次の記事も参考にしてみてください。
コートのカビをクリーニングで取ってもらう場合の料金は、以下が相場です。
カビの種類 | クリーニング形態 | 料金相場 |
---|---|---|
白カビ | 店舗型クリーニング 宅配クリーニング | 無料 無料 |
黒カビ | 店舗型クリーニング 宅配クリーニング | 500円〜1,000円※シミ抜きで対応 無料の業者がほとんど |
料金相場は上記の通りですが、コートのカビ除去料金はクリーニング店のホームページなどに記載がないことがほとんどなので、その都度確認するのが良いでしょう。
ただ、カビの状態によっては取りきれないこともあるのでその辺りは理解した上でクリーニングに出すことをおすすめします。
次の記事で、自宅でコートのカビを取る方法から、予防する方法まで詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
コートに付いた毛玉をクリーニングで取ってもらう場合の料金相場は次の通りです。
形態 | 料金相場 |
---|---|
店舗型クリーニング | 数百円 |
宅配クリーニング | 無料が多い |
毛玉取りはクリーニング店によっては無料で承ってくれます。
店舗型で毛玉取りが無料のクリーニングはあまりないですが、宅配クリーニングですと比較的多くの業者が無料です。
また、コートに付着した毛玉を自宅で取る方法もあります。次の記事で自宅でコートの毛玉を取る方法や予防方法を詳しくまとめています。
毛玉取りが無料の宅配クリーニングについては次の記事を参考にしてみてください。
コートをクリーニングに出す頻度は種類によっても変わりますが、基本的には次のタイミングで出せば良いでしょう。
上記がベストですが、シーズン中に難しければシーズンが終わったタイミングで一回は出しておきましょう。
とはいえ、コートの種類ごとに適切な頻度は違うので、次の表を目安にしてみてください。
種類 | 頻度 |
---|---|
通常のコート (トレンチコートなど) | オフシーズンに1回、シーズン中に1回 |
ウールコート | シーズン終わりのタイミングで1回 |
カシミヤコート | シーズン終わりのタイミングで1回 |
ムートンコート | 【リアルムートン】 シーズン後1回、または2〜3年に1回 【フェイクムートン】 オフシーズンに1回、シーズン中に1回 |
マッキントッシュコート | シーズン終わりのタイミングで1回 |
そもそも、コートはクリーニングに出すと痛むので、あまり出さない方が良いという意見もありますが、定期的に綺麗にしておかないと逆に劣化しやすくなります。
家庭で洗濯できるコートはあまりないので、適切な頻度でクリーニングに出すことをおすすめします。
次の記事で、コートをクリーニングに出す頻度をさらに詳しくまとめています。
また、コートをクリーニングに出さないとどうなるか?コートを劣化させないための注意点などを詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。
コートのクリーニングにかかる日数は、店舗型か宅配型かによって変わってきます。
平均的なコートのクリーニングにかかる日数は次のようになります。
形態 | クリーニングにかかる日数 |
---|---|
店舗型クリーニング | 当日〜2日 |
宅配クリーニング | 3〜6日 |
ただし、上記は一般的コートにかかる日数です。
カシミヤコートやムートンコートなどの高級品をクリーニングする場合はさらに時間がかかってしまう場合があるので注意しましょう。
コートを店舗型のクリーニング店に出せば、即日仕上げ可能な店舗も複数あります。
ホワイト急便などの大手クリーニング店であれば大抵は即日仕上げに対応しています。
ただし、午前中に出さないと翌日の仕上がりになってしまう場合がほとんどなので、出す時間帯には注意しましょう。
コートの中でも、カシミヤやムートン、ダウンやフェイクファー、革素材などは即日仕上げを断られる場合があります。
ある程度特殊なコートをクリーニングする場合は即日は難しいと考え、余裕を持ってクリーニングに出すことをおすすめします。
コートで即日仕上げをすると、通常のクリーニングよりも劣化が早まる可能性があります。
コートには様々な素材や形状があるため、それに合わせたクリーニングを行う必要がありますが、即日仕上げとなるとそういった細かい部分まで考慮されずにクリーニングされる可能性が高いです。
なるべくコートで即日仕上げは避け、余裕を持ってクリーニングするようにしましょう。
コートは種類によって自宅で洗えるものと、クリーニングに出すべきものがあります。
種類 | 自宅での洗濯可否 |
---|---|
通常のコート (トレンチコートなど) | 洗濯表示を確認 |
ウールコート | 基本不可 |
カシミヤコート | 洗濯表示を確認し、場合によっては手洗い可 |
ムートンコート | 【リアルムートン】 基本不可 【フェイクムートン】 洗濯表示を確認 |
マッキントッシュコート | 不可 |
上記表のとおり、ウールコート、ムートンコート、マッキントッシュコートは洗濯不可なのでクリーニングに出すようにしましょう。
その他のコートについては、洗濯表示を確認して判断するようにしましょう。
家庭での洗濯禁止のマークがあれば自宅の洗濯は不可です。
コートのクリーニングで、特に絶対に失敗したくない高級コートやブランドコートなどは、通常のクリーニングは避けた方が無難です。
近所の信頼のおけるクリーニング店か、高級品に強い宅配クリーニングを利用するようにしましょう。
近くに信頼のおけるクリーニング店がない場合は、次の「高級宅配クリーニングランキング」に記載の会社であれば、全国どこにいても依頼できるのでおすすめです。
コートをクリーニングしたあと、そのままクリーニング店で保管してもらえるというサービスがあります。
この保管サービスは次のようなメリットがあります。
この保管サービスは宅配クリーニング業者の多くで実施しています。
パック料金に保管代が含まれていたり、別料金を支払って保管してもらえる宅配クリーニング業者など様々です。
次のランキングで一番使い勝手がよく、お得な保管付き宅配クリーニング業者を紹介しているので、コートの保管を考えている人は参考にしてみてください。
コートのクリーニングに関するよくある質問をまとめました。
コートをシーズン後にクリーニングに出し忘れた際も、着る前に一度クリーニングに出すことをおすすめします。
シーズン中にコートには汗や汚れが蓄積されているので、そのままシーズンを向かえてしまうとさらに劣化を早めることになるからです。
クリーニングに出し忘れたことに気付いたら、早急に出すようにしましょう。
コートの襟汚れに、クリーニングは有効です。
コートの襟汚れは、「シミ抜き」での対応になるので、次の料金がかかります。
形態 | シミ抜きの料金相場 |
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店舗型クリーニング | 500円程度 |
宅配クリーニング | ほとんどの業者が無料 |
店舗型は襟汚れのシミ抜きに500円程度の料金がかかりますが、宅配クリーニングは無料の業者がほとんどです。
クリーニングできないコートは基本的にはありませんが、クリーニング業者によっては対応していない製品もあります。
例えば、次のようなコートはクリーニング業者によっては断られる場合があります。
店によってはクリーニングできないコート |
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革製品 |
高級ブランドコート |
劣化が激しいコート |
上記のようなコートは事前に問い合わせたりホームページをしっかり確認するようにしましょう。
コートのクリーニングで水洗いすべきは次の場合です。
汗シミや汗の臭いが気になったり、水溶性の汚れがある場合は、ドライクリーニングでは取れないので水洗いを注文しましょう。
水洗いできる宅配クリーニングを次の記事にまとめているので、参考にしてみてください。