ワイシャツはクリーニングに出すのが正解?【出し方からメリットまで徹底解説】

ワイシャツはクリーニングに出すのが正解?【出し方からメリットまで徹底解説】

ワイシャツを自宅で洗うのが大変だから、クリーニングに出してみようかな?まずはワイシャツのクリーニングがどんなものか知りたい!

ワイシャツは仕事で着用するため、普段着よりも仕上がりに気を遣うものです。パリッとしたワイシャツに袖を通すと気持ちよいですし、着ている人の印象もアップします。

かといって、自宅での洗濯・糊付け・アイロンがけは手間の掛かる作業ですよね。クリーニングに出せばプロが仕上げてくれます。そこで、この記事では、ワイシャツをクリーニングに出してみたいけど迷っている方の疑問にお答えしていきます。

ワイシャツはクリーニングに出した方が良い?出すメリット・デメリット

まずは結論

ワイシャツはクリーニングに出したほうが良い

理由は自宅での洗濯よりも圧倒的に「時短」「安いの綺麗に仕上がる」ことが挙げられ、この二つのメリットがデメリットを上回るからです。

週末にまとめてアイロンがけをする人が多いと思いますが、貴重な時間をこの作業に費やすよりも、早くて安いクリーニングに出してすっきりしてしまいましょう。とはいえ、クリーニングに出すデメリットもあります。ここからは、メリットとデメリットについて解説していきます。

ワイシャツをクリーニングに出すデメリット

まずは、ワイシャツをクリーニングに出す場合のデメリットからみていきましょう。

デメリット①お金がかかる

ワイシャツ一枚あたりのクリーニング料金が200円として、仮に1週間分まとめて出すとしたら、週に1,000円です。ひと月に換算すると約4,000円で、高額ではないにせよ積み重なると家計の負担になりかねません。

一方、自宅で洗濯とアイロンがけを行うと、手間はかかりますが、出費は水道•洗剤•電気代がわずかに掛かる程度で、節約になります。

デメリット②自宅で洗うより傷みやすい

クリーニング用の洗剤は、家庭用のものより洗浄力が強いため、汚れ落ちは良いのですが、頻繁にクリーニングするとワイシャツの生地に負担がかかります。

特に安価なお店では効率を良くするために、プレス機で乾燥とシワ伸ばしを同時に行います。半乾きのワイシャツを乾かすため、高温のプレス機に長時間あてることになるので、生地が傷みやすくなります。またプレス機の当て方によっては、ボタンが欠けたり、取れてしまうこともあります。

また、ほとんどのワイシャツに使われている襟・袖の芯は熱に弱いので、高温の水で洗ったり、高温のプレス機にかけることで縮むことがあります。

ワイシャツをクリーニングに出すメリット

しかし、ワイシャツをクリーニングに出すと、たくさんのメリットがあります。

メリット①仕上がりが綺麗

クリーニングでは洗浄力の強い洗剤と50度前後の湯洗いで、汗や皮脂の汚れをしっかり落とします。お店によりますが無料のシミ抜きを施していることもあり、家庭の洗濯より美しく仕上がります。

また、多くのクリーニング工場では洗濯のりが付いた状態で立体プレス機にかけることで、家庭のアイロンがけよりもパリっと仕上げます。プレス機の高温による殺菌効果もあり、衛生的です。

メリット②汚れや黄ばみがつきにくくなる

ワイシャツの黄ばみ・黒ずみは、落としきれなかった汗・皮脂汚れが酸化することが原因です。家庭での洗濯は洗浄力に限界があり、汚れは蓄積しやすくなります。しかし、高温の湯湯洗いと洗浄力の高い洗剤を使うクリーニングは、徹底的に汚れを落としてくれるので変色の防止になります。

また、クリーニングで使われる洗濯のりには、ワイシャツの汚れを予防する効果もあります。洗濯のりが繊維を覆うことで、生地を汚れから守っているのです。しかも洗濯のりは水洗いで落ちますので、衣類に残る心配はなく、肌が弱い方でも安心です。

メリット③自分で洗う手間がなくなる

主婦や独身のサラリーマン、共働きの家庭にとって、毎日の洗濯やアイロンがけは大変な作業です。特にワイシャツは袖や襟元に細かいシワが寄りやすく、アイロンがけに時間もかかります。しかも夏場のアイロン掛けは暑いことと、乳幼児がいる家庭では危険が伴いつい先延ばしになりがちです。

その点、クリーニングに出してしまえば大幅な時短になります。一着150円~300円程度で洗濯・アイロンがけのストレスから解放されるので、費用対効果がとても大きいと言えるでしょう。

ワイシャツのクリーニングの出し方!選ぶコースは?

ワイシャツをクリーニングに出すと生地が傷みやすいというデメリットを挙げましたが、ワイシャツを長持ちさせる方法もあります。大切なワイシャツは、以下の方法でクリーニングすると良いでしょう。

傷みにくいコースを選ぶ

生地が傷みにくいコースは一般的に、「デラックス仕上げ」や「ロイヤルコース」と呼ばれています。通常料金の二倍から三倍掛かりますが、より丁寧にクリーニングをしてくれて安心です。

コース内容はクリーニング業者により異なりますが、以下のようなサービスがよく見られます。

  • 通常より優しい洗浄液と低い湯温で洗いあげることで、デリケートな素材に対応
  • 職人によるアイロンがけ
  • 不織布包装
  • タタミ仕上げかハンガー仕上げを選べる

このコースでは通常のクリーニングよりも優しい洗浄剤を使うのですが、酵素などを使ってしっかりと汚れは落とします。また、職人による手仕上げは、袖を通したときの感触に違いが出ると評判です。

夏場は週の半ばで洗濯しておくと黄ばみにくい

ワイシャツの襟、袖は皮脂汚れが付きやすいので、長時間放置すると黄ばみや黒ずみになりがちです。そこで、汗・皮脂汚れが増える夏場は着用から2、3日以内にクリーニングに出すことをおすすめします。その際、受付時や、宅配の場合は通信欄に、黄ばみが気になる旨を伝えておくと確実です。

ワイシャツクリーニングの料金相場は?

ワイシャツクリーニングの料金相場は一着150円~350円と、大変安価です。店舗により多少の差がありますが、大手チェーン店は安いところが多いので、最寄りの店舗を確認してみてください。

大手チェーンの料金比較やオプション料金相場などについては、こちらの記事でご紹介しています。

ワイシャツクリーニングの料金相場はいくら?【大手を含めて比較してみた】 ワイシャツクリーニングに慣れていないうちは、近くのクリーニング店の料金が安いのか高いのかよく分からないという人も多いと思います。...

ワイシャツのクリーニングにかかる時間・日数は?

ワイシャツの納期は実店舗型と宅配型で大きく異なります。両者の納期目安を以下に記載します。

実店舗型

早いところでは即日仕上げで、普通は翌日~三日後。追加料金は掛からないことがほとんど。有料シミ抜きやデラックス・ロイヤル仕上げは一週間~10日程度。

宅配型

最短で2日、大抵は1週間前後。集荷と返送に日数が必要なため、納期を早めると追加料金が要ることもある。デラックス・ロイヤルは10日~20日程度掛かることもある。

以上から、急いでいるときは実店舗へ通常コースで依頼するのが良いでしょう。

ワイシャツのクリーニングは最短で即日仕上げ可能?

実店舗型のクリーニングでは、即日仕上げ可能な店舗があります。急いでいるときにはとても助かるサービスですよね。しかも、追加料金は不要であることがほとんどです。

ただし、同じチェーン店でも即日仕上げ不可の店舗があることと、持ち込みの〆時間が店舗によって異なるため注意が必要です。

工場から近い店舗であっても、午前中の早い時間が〆であることが多いので、必ず最寄りの店舗へ問い合わせをしてください。

また、シミ抜きやデラックス仕上げなど、特殊なコースやオプションをつけた場合は即日対応できませんのでご注意ください。

ワイシャツをクリーニングに出す頻度は?

ワイシャツをクリーニングに出す頻度は「週に一回」がおすすめです。平日に着たワイシャツ5枚を、週末にまとめてクリーニングに出す人が多いです。

もし一週間以上放置してしまうと、汗・皮脂汚れが繊維に定着し、黄ばみや黒ずみ・臭いの原因になります。

また、汗・皮脂汚れの多くなる夏場は、週の半ばでクリーニングに出すのも良いでしょう。クリーニングに出す頻度とタイミングについては以下の記事でご紹介しています。

ワイシャツクリーニングの頻度・タイミングの目安は?【毎回出すべき?】 ワイシャツは一回着たらすぐにクリーニングに出すほうがいいのか、家で洗濯しつつ2~3回着てからクリーニングに出した方ががいいのか悩...

ワイシャツの襟汚れはクリーニングで落ちる?

基本的にワイシャツの襟汚れはクリーニングで落ちやすいです。ワイシャツの洗い方は、強力な洗剤を溶かした50度前後の湯で洗うため、汗・皮脂などの水溶性の汚れ落ちは抜群です。

ただし、日数が経過するほど落ちにくくなりますので、時間が経っている時は有料のシミ抜きがおすすめです。

汚れがついてから間もないのであれば、自宅にある物でも簡単に汚れを落とすことができます。詳しくは以下の記事をご覧ください。

ワイシャツの襟汚れをラクラク落とす方法【クリーニングした方が良い場合も解説】 ワイシャツをおろしたての頃は、洗濯すれば汚れが取れていたのに、着用期間が長くなってくると襟の汚れが気になってきます。ワイシャツの...

ワイシャツの黄ばみはクリーニングに出した方が良い?

ワイシャツについてしまった黄ばみは、クリーニングで落とせる場合もありますが、黄ばんでから日数が経過しているときは、有料のしみ抜きでも落としきれないこともあります。それは、クリーニング店ではクリーニング事故を防ぐため、塩素系などの強い洗浄剤は避ける傾向があるからです。

自宅で黄ばみを落とす方法もありますので、気になる方はこの記事をチェックしてくださいね。

ワイシャツの黄ばみをクリーニングで綺麗に【自宅でやる方法も徹底解説】 ワイシャツの襟やそでの黄ばみがなかなか落ちないという人も多いと思います。 そこでこの記事では、ワイシャツの黄ばみの原因と、...

ワイシャツにボールペンがついたらクリーニングすべき?

ワイシャツにボールペンのインクが付着した場合、すぐにクリーニングに出せば落ちる可能性は高いです。プロが適切な処置をしてくれます。このとき、焦って水に濡らしたりこすったりすると、インクが繊維に染み込んで落ちにくくなるので控えてください。

また、シミ抜きを依頼する際は、インクの種類が油性か水性かを必ず伝えましょう。油性か水性かで、シミ抜きのアプローチ方法が異なります。

いずれにせよ、インクがついてしまったら、応急処置として乾いた布でつまみ、繊維にしみ込む前のシミを取り除きます。

その後早急にクリーニングに出すか、出す時間がなければ自宅でシミ抜きをしましょう。

油性インクには消毒用アルコールか除光液を、水性インクには食器用の中性洗剤を使用し、あて布にシミを移します。

ワイシャツのクリーニングの縮みを戻す方法

ワイシャツをクリーニングに出したら縮んでしまった、という悩みは意外と多いです。この原因は二つあります。

  • プレス機の熱により芯が縮む(ワイシャツの90%に使われるトップヒューズ芯という襟やカフスに使われる芯)
  • 60度前後の湯洗いにより生地が縮む

特にトップヒューズ芯はコスパが良いわりにピシっと仕上がるため、5,000円以下のワイシャツに使われることが多いです。

しかし樹脂で貼り付けられているので熱に弱く、一般的なワイシャツクリーニングで行われる高温洗浄とプレス機による乾燥・アイロンがけに耐えられず、縮みが発生します。

しかし、クリーニング事業者の中には、縮んでしまったワイシャツを復元するサービスを行っているお店があります。

例えば宅配クリーニングのプラスキューブの「エアリーワイシャツ」というコースでは、専用機器を使って、生地をストレッチしながらプレスすることでワイシャツを元に戻すことが可能です。

ワイシャツクリーニングは宅配が便利

クリーニングの店舗形態は実店舗型と宅配型の二種類にわけられ、どちらもメリット・デメリットがあります。ワイシャツのクリーニングで特におすすめなのが宅配クリーニングです。

まずは料金の安さが大きな理由のひとつです。宅配クリーニングは料金が高い印象がありますが、実は実店舗と同等の料金でクリーニングできます。

安い店ではワイシャツ一着200円前後ですから、初めての方でも試しに利用しやすい価格といえます。その他、宅配クリーニングが便利な理由は以下の通りです。

  • かさばる一週間分のワイシャツを持って店舗に行かなくても、引き渡しと返却が自宅でできる
  • 無料しみ抜きサービスがついている場合、襟袖汚れがしっかり落ちる
  • コンビニ発送対応していれば、仕事帰りの遅い時間でも持ち込みできる
  • 店舗によってはクリーニング後、そのまま保管もできるため利便性が高い
  • サイトを見れば、自宅にいながら料金を事前に調べられるので安心