布団を自分で洗う方法

【意外に簡単?】布団を自宅で洗濯する方法完全ガイド

毎日使う布団だから清潔にしていたいけど、コインランドリーに持っていくのは大きくて大変だし、宅配クリーニングだと料金が気になる…。布団を自宅で安く簡単に洗う方法ってあるの?

毎日湿気や汗をたっぷり吸った布団。でも、お手入れは乾燥だけという方がほとんどだと思います。

毎日使うからこそ布団は清潔に保ちたいですよね。シーツや布団カバーは簡単に洗濯できますが、布団を自宅で洗濯しようと考えたこともないという人も多いはずです。

こちらの記事では、布団を家庭やコインランドリーで洗濯する方法について詳しく解説しています。この機会に布団を洗濯やクリーニングすることを検討してみませんか。

布団を自宅で洗濯する事前準備

布団を自宅で洗濯するには事前準備が必要です。確認しておくことや、必要なものは次のようなものになります。

  • 布団の洗濯表示で洗えるかどうかを確認する
  • 布団も入る大きなサイズの洗濯ネットを用意する
  • 洗剤は中性洗剤を用意する

それぞれについて詳しくみてみましょう。

布団の洗濯表示で洗えるか確認する

まずは布団の洗濯表示を見て、自宅で洗えるのかどうかを確認しましょう。家庭洗濯の基本マークが入っていれば、自宅で洗濯することができます

表示の中でも、洗濯機利用が可能なものと手洗いのみ可能なものがありますので、よく確認しましょう。手洗いのみ可能という表示になっている場合は、洗濯機は利用せずにお風呂の浴槽などを利用して踏み洗いやもみ洗いを行うといいでしょう。

洗濯できない場合はクリーニングへ

布団の洗濯表示に家庭洗濯の基本マークに×印が入っている場合や、洗濯表示のない和布団は、残念ながら自宅での洗濯はできません。その場合は無理に家庭で洗濯しようとせずに、クリーニング店へ依頼しましょう。

しかし、大きくてかさばる布団をクリーニング店に持ち込むのはとても大変です。最近では布団のクリーニングも宅配で依頼できますので、利用を検討してみましょう。

こだわりの洗い方で、様々な中材に対応してくれるクリーニング店もありますので、自分にあったクリーニング店を見つけておけば、次回以降も布団クリーニングしやすくなります。

気になる料金も、複数枚を一度にクリーニングに出せば1枚あたりの料金が抑えられますので、シーズンオフに家族全員分などをまとめて出すなどしてお得に利用しましょう。

布団も入るサイズの洗濯ネットを用意する

洗濯機で洗える布団でも、洗濯ネットを利用して洗濯した方が安心です。洗濯中に起きる布団のねじれや飛び出しを防いで布団が破損してしまうのを防げますし、型崩れや色落ちを防ぐこともできます。

布団が入るサイズの洗濯ネットはかなり大型の物が必要になりますので、事前に準備しておきましょう。店舗によっては取り扱っていない場合もありますので、問い合わせておくと安心です。

ドラム式は洗濯ネットが使えない?

ドラム式の洗濯機では洗濯ネット自体が使えない場合があります。ドラム式洗濯機は少ない水でたたき洗いを行えるのが利点ですが、このたたき洗いの際に洗濯ネットのファスナー部分が洗濯層を傷つける可能性があるのです。

ファスナー部分が隠れるように作られている洗濯ネットもありますが、あまり使用はおすすめできません。

また、洗濯ネットで布団を小さくまとめて固定してしまうと、ドラム式洗濯機のたたき洗いの効果が十分に得られずに洗い残しができる上に、まとまった状態でドラム内を回転することで洗濯機が止まってしまう可能性があります。

ドラム式の洗濯機で布団を洗濯する場合には、洗濯ネットはあえて使わない方がよいでしょう。ただし、綿の偏りなどの型崩れを起こす可能性もありますので、そのあたりは自己判断で行うことになってしまいます。

洗剤は中性洗剤を用意する

布団を洗濯する時の洗剤は、中性洗剤を利用するようにしましょう。中性洗剤とは、一般的に「おしゃれ着洗い」と言われている洗剤がそうです。

特に羽毛布団はアルカリ性の洗剤を使用すると、ダウンの油分を落としてしまって本来の良さを損なってしまう場合がありますので、洗剤選びは注意が必要です。

中性洗剤は洗浄力が穏やかなので、側生地の襟元などに汚れのひどい部分がある場合は部分洗いをしておくことをおすすめします。洗濯する際には中性洗剤を水またはぬるま湯に溶かしてから、布団を入れるようにしましょう。

後から洗剤を入れると、洗剤の原液が布団に部分的にかかってしまい布団の色落ちの原因になったり、全体的に洗剤成分がいきわたらないために洗い残しが出たりしてしまいます。

布団を自宅の洗濯機で洗う方法

布団を自宅の洗濯機で洗う方法は次のようになります。

  1. 洗濯表示を確認して、洗濯機で洗えることを確認する
  2. 布団を洗濯ネットに入れる
  3. 中性洗剤を先に水に溶かしておく
  4. 空気を抜きながら洗濯機に布団を入れる
  5. 洗濯機を操作して洗濯する

事前準備を行っておけば、実際に洗濯する方法はごく簡単なものです。洗濯ネットの利用や洗剤を先に溶かしておくなどのポイントをしっかり押さえて洗濯を行うことで、失敗を防ぐことができますので、必ず守るようにしましょう。

洗濯機に毛布洗いなどの大物洗い用のコースがある場合はそのコースを洗濯すると、より適した洗い方で洗えます。

布団をコインランドリーで洗濯する方法

布団をコインランドリーで洗濯する方法は次のようになります。

  1. 洗濯表示を確認して、洗濯機で洗えることを確認する
  2. 布団を洗濯ネットに入れる、もしくは布団を縛る
  3. 適した洗濯機のサイズを選んで布団を入れる
  4. 洗濯を開始する

コインランドリーでは洗濯洗剤を選んだり、自分で洗剤を溶かしておくことはできませんので、家庭での洗濯との手順の違いはこの部分だけです。洗濯洗剤を選べないため、素材によってはコインランドリーの利用は控えておいた方がいい場合もあります

逆に家庭と違って洗濯機のサイズを選べますので、少し余裕のあるサイズを選ぶことをおすすめします。大体洗濯槽の3分の1程度の隙間が空いていると、きれいに洗いあげることができます。

布団を洗濯した後の乾燥方法

布団の洗濯では、実は乾燥が最も重要です。分厚い布団を洗濯した後には、特に念入りにしっかり乾燥させるようにしましょう。
乾燥方法としては2通りあります。

  • 天日干し
  • コインランドリーの乾燥機で乾燥させる

自宅で天日干しで乾燥させるには、物干し竿2本に布団をかけることで重さを分散させることができます。また、竿の太さ分、間に風が通りやすくなって乾きやすくなります。

羽毛布団を天日干しする場合は、そのまま吊るしておくだけだと中でダウンが固まったまま乾いてしまいます。ダウンは空気をたくさん含むことで温かさを保ってくれるので、ダウンが固まったまま乾いてしまうとダウンの良さが失われてしまいます。

乾くまでの間に数回、中のダウンを側生地の外からつまむようにしてほぐしてあげるようにしましょう。しかし、表面を触ってみてカラッと乾いているように感じても布団の中綿は湿ったままという場合もあり、思いのほか乾くのに時間がかかるので天日干しには注意が必要です。

分厚い布団を天日干しで乾かす場合は乾ききるまで数日干しておかなければならない場合もあります。濡れた状態が長引くとイヤなにおいの原因になったり、カビが発生する場合があるあまりおすすめできません。

濡れた布団を持ち運ばなければいけませんが、コインランドリーでは乾燥機のみの利用が可能ですので、利用を検討してみて下さい。コインランドリーで完全に乾燥させるためには、1時間程度の乾燥がおすすめです。

天日干しと乾燥機を併用するなら、30分程度乾燥機にかけた後に天日干ししてあげると乾くスピードがかなり早くなります。

布団の素材ごとの洗濯の注意点

布団は中綿の素材によって適した洗濯方法は異なります。クリーニング店では布団の中綿の素材によって溶剤や洗い方を変えている業者もあります。
家庭やコインランドリーで布団を洗濯する際にも、素材によって注意する点がいくつかあります。

  • 羽毛布団
  • 綿布団
  • ポリエステル布団

これらの素材それぞれの注意点について詳しくご紹介しましょう。

羽毛布団(ダウン)の注意点

羽毛布団を自宅で洗濯する際に特に注意すべきなのは乾燥です。天日干しでただ干しておくだけだと中のダウンが偏った状態で乾いてしまって、羽毛布団の持ち味であるふんわり感が失われてしまいます。

羽毛布団を天日干しする場合は、乾燥途中でダウンをほぐしてあげたり、干す方向を変えたりする工夫が必要です。できればコインランドリーで乾燥する方が早くふんわりと仕上がるため、おすすめです。

洗濯の際は羽毛布団は空気をたくさん含んでいるため、洗濯機に入れる時には空気をしっかり抜いてから洗剤を溶かした水へ沈めましょう。選ぶ洗剤もアルカリ性のものだとダウンに含まれた天然の脂まで落としてしまいます。

空気を含んで温かい羽毛布団の良さが損なわれてしまいますので、洗剤も必ず中性のものを選びましょう。

綿布団の注意点

綿布団は基本的に自宅での洗濯は不可です。綿には自然の油分が含まれていて繊維同士が固く絡み合うのを防いでくれているので、ふんわり感を保つことができています。

洗濯でその油分を取り除いてしまうと綿が固く絡み合ってしまうので、自宅での洗濯はできないのです。クリーニングは可能ですので、綿布団を洗濯したい場合はクリーニングに出すようにしましょう。

ポリエステル布団の注意点

ポリエステルの布団は丈夫でへたりにくいのが特徴ですが、洗濯の際にはいくつか注意する点があります。まず洗濯前の準備として、表面のほこりを掃除機などできれいにしてから洗濯しましょう

ポリエステルは化学繊維なので、静電気が帯電しやすく、ほこりを寄せ付けやすい難点があります。表面に集まっているほこりを掃除機で先に取り除いておくことで、濡れて固まってしまうのを防げます。

また、丈夫なポリエステルですが、乾燥機が使えない製品もありますので、乾燥機の利用をお考えなら、今一度洗濯表示を確認してから行いましょう。

布団はどのくらいの頻度で洗濯すれば良い?

洗濯表示で家庭でも洗濯できるとなっている布団でも、実際に洗うのは中々大変です。クリーニングに出す場合でも、あまりに頻回に出さなければいけないのなら費用の面であまり現実的ではありませんよね。

では、布団や布団カバーなどの寝具はどのくらいの頻度で洗濯すれば良いのでしょうか。

カバーの洗濯頻度

布団カバーは、出来れば週1回程度洗濯するのが理想です。毎日の洗濯にかさばる布団カバーが追加されるとなると家族分を週1回洗濯するだけでも大変ですが、布団カバーは目立つ汚れがなくても汗や皮脂、角質などで思っているよりも汚れています。

皮脂や角質、フケが付着している布団カバーは放っておけば雑菌やカビの温床になってしまいます。布団を清潔に保つためにも布団カバーも清潔に保っておくことが大切です。

定期的に洗濯することを心がけましょう。枕カバーについては、布団カバーよりも頭皮の皮脂などの汚れがひどくなりやすいので、できれば毎日洗濯することをおすすめします。

本体の洗濯頻度

布団本体の洗濯頻度は、半年~1年に1回が望ましいです。掛布団ならシーズンが終了した時点で1回か使用する直前に1回、もしくは両方の時期に洗濯すれば洗濯頻度として十分です。

毎日使うものだから清潔を保ちたいと、あまり頻回に洗濯するのは大変ですし、布団自体を傷めてしまう可能性もあります。布団を乾燥させたり、掃除するなどの日頃のお手入れで清潔を保つようにしましょう。

布団の洗濯でダニも死滅させられる?

布団の洗濯はダニを除去するのにある程度有効です。布団を洗濯すれば、ダニやダニのフンなどのアレルギー物質はほとんど洗い流されてきれいになります

しかし、一旦きれいになっても毎日の使用で角質やフケが中綿に蓄積されていき、それがダニのえさになって再びダニの温床になってしまいます。それを防ぐためにも半年~1年程度で定期的に布団を洗濯しましょう

また、日頃のお手入れとして天日干しやダニのフンや死骸を掃除機で掃除するなどをこまめに行うことで、洗濯と洗濯の間も布団を清潔に保てます。ダニを死滅させるには洗濯ももちろんですが、日頃のお手入れも今一度見直してみて下さい。