布団を自分で洗う方法

【失敗なし!】羽毛布団をコインランドリーで丸洗いする方法

羽毛布団を洗ってスッキリしたい!コインランドリーなら手軽に安く洗えるかな?

家族が毎日使う羽毛布団は、丸ごと洗濯して清潔にしておきたいものです。

クリーニングに出すよりも費用を安く抑えることができるのが、コインランドリーで洗うメリットです。また、クリーニングだと少なくとも1週間程度はかかってしまいますが、コインランドリーなら、その日のうちに洗濯を完了することもできます。

一方で、コインランドリーを使うデメリットとして、それなりの時間と労力がかかることが挙げられます。また、羽毛布団のような大物をコインランドリーの強力な洗濯機や乾燥機にかけようとすると、最悪の場合は布団の損傷のリスクも出てきます。

羽毛布団をコインランドリーで洗うメリット
  • クリーニングよりも費用を抑えられる
  • 一日で洗濯・乾燥を完了できる
羽毛布団をコインランドリーで洗うデメリット
  • 時間と労力がかかる
  • 側生地や羽毛の損傷のリスクがある

この記事では、こうしたデメリットを最小限にするための注意点をご説明するとともに、気になる時間や料金も解説していきます。また、意外と迷いがちな洗濯機の容量選びについても紹介していますので参考にしてください。

コインランドリーを賢く利用して、ふっくら清潔な羽毛布団を手に入れましょう!

羽毛布団をコインランドリーで洗う前に準備すること

羽毛布団をコインランドリーで洗う前に準備することについて、ポイントをまとめました。

洗濯表示で洗えるか確認する

まずは、羽毛布団の洗濯表示を見てみましょう。羽毛布団に「水洗い可」の表示があれば、コインランドリーで洗濯することができます。

羽毛布団は、水鳥の羽毛と側生地(外側の生地)で出来ています。どちらも水洗いできるものなので、羽毛布団は基本的に洗濯(水洗い)できます。

一方、「水洗い不可」の表示がある場合は、コインランドリーは避けるのが無難です。クリーニング店におまかせしましょう。

「水洗い不可」の表示の羽毛布団でも、クリーニング店であれば洗濯(水洗い)ができます。一昔前までは、羽毛布団は洗濯できないと言われていましたが、現在ではほとんどの羽毛布団がクリーニング店で洗濯できるようになっています。

これは、布団洗浄や乾燥のための機器の性能向上や職人の専門技術の向上によるものです。あなたの家の羽毛布団に「水洗い不可」の表示があったとしても、クリーニング店に問い合わせてみる価値は十分にあると言えるでしょう。

中性洗剤を用意

コインランドリーでは、洗剤は自動投入される場合がほとんどであり、自分で用意する必要はありません。もし自動投入でない場合には、中性洗剤を用意していきましょう。

羽毛布団の洗濯には、おしゃれ着用の中性洗剤が適しています。おしゃれ着用の中性洗剤には、洗濯時の色あせや型くずれを防止する効果があります。

羽毛布団を縛るヒモを用意(キルティング加工されていない場合)

キルティング加工とは、表布と裏布とが(格子状などに)縫い合わされている加工を言います。この加工がないとコインランドリーの洗濯機で洗う際に、中の羽毛が片寄ってしまいます。いったん片寄ってしまった羽毛は、元に戻すことが難しいです。

キルティング加工されていない羽毛布団は、クリーニング店に出すのが無難ですが、どうしてもコインランドリーで洗濯したい場合には、布団を丸めて糸で縛り、いわゆる「すし巻き」状態にして洗濯することをおすすめします。中の羽毛の片寄りをある程度防ぐことができます。

羽毛布団が入る洗濯ネットを用意

羽毛布団の損傷を防ぐために、布団用の洗濯ネットを使用しましょう。羽毛布団がコインランドリーの洗濯機の中で暴れて不安定になると洗濯機が停止してしまうこともあるので、その防止にもなります。

ただし、注意点として、ファスナーの部分がカバーされているタイプの洗濯ネットを用意しましょう。

コインランドリーの洗濯機に多く見られるドラム式の洗濯機は、洗濯物をたたき洗いします。この時に、洗濯ネットのファスナーの部分が洗濯槽に何度もぶつかり傷をつけてしまうことがあるためです。

ファスナーの部分がカバーされているタイプの洗濯ネットは、「ドラム式洗濯機対応」と記載されていることが多いです。コインランドリーで布団を洗濯する際には、ドラム式洗濯機に適した洗濯ネットを用意しましょう。

羽毛布団をコインランドリーで洗う時の費用と時間は?何キロを選ぶべき?

羽毛布団をコインランドリーで洗う時の費用と時間、容量についてまとめました。コインランドリーによって料金などは異なりますので、ここでは一般的な目安となるものをご紹介しています。

なお、 洗濯機の「容量」とは、洗濯物が乾いた状態の重さを表しています。乾燥機についても同様です。

洗濯の費用とかかる時間の目安

洗濯の費用とかかる時間の目安は次のとおりです。

洗濯機の容量 料金 時間
羽毛布団シングル1枚 22㎏ 1,000~1,200円 約35分
羽毛布団ダブル1枚 27㎏ 1,200~1,600円 約40分

乾燥の費用とかかる時間の目安

乾燥の費用とかかる時間の目安は次のとおりです。

乾燥機の容量 料金 時間
羽毛布団シングル1枚 22㎏ 600~800円 約60分
羽毛布団ダブル1枚 25㎏ 600~1,000円 約60分

羽毛布団をコインランドリーで丸洗いする方法

ここからは、羽毛布団をコインランドリーで洗う手順をご説明します。コインランドリーで洗えるかどうかを洗濯表示などで確認したら、コインランドリーへ運びましょう。

1.洗濯前の準備

羽毛布団を広げて軽くたたき、ホコリなどのゴミや汚れを落としておきます。特に目立つ汚れがある時には、洗濯機に入れる前におしゃれ着用の中性洗剤を直接なじませておきましょう。

2.洗濯機に入れる

汚れている部分が外側になるように羽毛布団をたたんで、洗濯ネットに入れてから洗濯機に入れます。洗濯機の動き始めは不安定なため、安定して洗濯をスタートさせるためにきちんとたたんで入れる必要があります。

洗剤は自動投入される場合がほとんどですが、もし自動投入でない場合は、このタイミングで洗剤を入れます。

3.乾燥機に入れる

洗濯が終了したら乾燥機へ移しますが、この際に、羽毛布団に損傷がないか一通りチェックすると良いでしょう。コインランドリーの洗濯機や乾燥機は強力なため、特に長年使った羽毛布団でなどは、最悪の場合、途中で側生地が破れて中の羽毛が出てくることもあるためです。

また、この時に、よじれやゆがみを直すなど、いったん羽毛布団の形を整えることで、より速く片寄りなく乾燥することができます。 乾燥機は途中で扉を開けることもできますので、時々開けて広げたりひっくり返したりして、まんべんなく乾くように工夫すると良いでしょう。

4.乾燥機から取り出す

乾燥時間は50~60分程度を目安にするのをおすすめします。後にも詳しくご説明しますが、乾燥機の熱によるダメージは意外と大きいため、残りは自宅へ持ち帰って天日干しするのが無難です。

5.熱と湿気を逃がす

乾燥機で完全に乾いたと思った場合でも、まだ熱の残る羽毛布団は、熱とともに湿気もまだ含んでいます。湿気が残っているとカビや臭いの原因となります。

また、羽毛布団の中心部まで完全に乾いているかどうかは見極めにくいものです。そのまま収納することは絶対に避けて、自宅に持ち帰ってからも広げたまま自然乾燥させ、熱と湿気をしっかり逃がしてから収納しましょう。

羽毛布団をコインランドリーで乾燥させる時は高温にしすぎない

コインランドリーであれば、大型の洗濯機や乾燥機が使えるのがメリットと言えます。ただし注意する点として、コインランドリーの乾燥機によるダメージはかなり大きいということがあります。

羽毛はタンパク質でできているため、熱を加え過ぎると羽毛の繊維が割れてしまい、元のような保温機能が失われてしまうことがあります。そのため、羽毛布団を乾燥機にかける際には、高温になり過ぎないように注意が必要です。

一番の対策としては、乾燥機に長時間かけ過ぎないことです。長くても60分程度を目安として切り上げて、残りは自宅へ持ち帰って、天日干しなど自然乾燥させるのが無難です。

また、温度調節機能のある乾燥機であれば、濡れている間は高温で、その後で中温に切り替えるという方法もあります。

自宅で洗ってコインランドリーでは乾燥だけでもOK

費用を抑えたいなら、羽毛布団を自宅で洗って、コインランドリーでは乾燥機だけ利用するという方法もあります。

ただし、濡れて水分を含んだ布団は、想像以上に重いものです。無理に持ち上げようとすると側生地が破れることがありますので、洗濯後の濡れた布団をコインランドリーへ運ぶ際には注意が必要です。

羽毛布団を自宅で洗う方法については、洗濯機で洗う方法、浴槽などで手洗いする方法の2つがあります。詳しくは当サイトの羽毛布団を自宅で失敗せずに洗濯する方法【注意点やポイントも徹底解説】をご覧ください。

羽毛布団をコインランドリーで洗濯するときに失敗しないためのポイント

羽毛布団をコインランドリーで洗濯するときに失敗しないためのポイントをまとめました。

失敗しないポイント①洗濯機は十分なスペースの空くサイズを確保

羽毛布団の汚れをしっかり落とすためには、布団の大きさに対して十分なスペース(容量)のある洗濯機を使うことが大切です。具体的な容量としては、前述したとおり、羽毛布団1枚の場合は22㎏の容量の洗濯機が目安となります。

もし容量選びで迷ったならば、実際に羽毛布団を洗濯機に入れてみて、洗濯機の8~9割が埋まっている状態が理想です。もちろんそれ以上のぎゅうぎゅう詰めはNGです。

また、洗濯機の容量は「○○キロ」と表示されていますが、これは洗濯物が乾いた状態の重さを表しています。乾燥機についても同様です。

失敗しないポイント②キルティング加工されていない場合はクリーニングも検討

羽毛布団がキルティング加工されていない場合は、ヒモで縛って「すし巻き」の状態にして洗うと良いと前述しましたが、この場合、内側の汚れが十分に落ちるとは言い切れません。

また、コインランドリーの強力な洗濯機や乾燥機を使用した時に、絶対に中身が片寄らないとも言えません。一度羽毛が片寄ってしまうと元に戻すのは難しいです。

キルティング加工されていない羽毛布団はとてもデリケートですので、専門のクリーニング店に出すことも検討した方が良いでしょう。

失敗しないポイント③乾燥機も十分なスペースの空くサイズを確保

乾燥機については、洗濯機の場合に比べても特にゆったりしたスペースが必要です。実際に羽毛布団を乾燥機に入れてみて、乾燥機の5割前後が埋まっている状態が目安となります。

乾燥の工程では、布団が乾燥機内でポンポンと叩かれるように撹拌されることで、生地や羽毛の繊維を起き上がらせつつ水分を飛ばします。そのため余裕のあるスペースが必要となるのです。

したがって、一台で洗濯から乾燥までできる洗濯乾燥機の場合、「乾燥」を基準に容量を選びましょう。

失敗しないポイント④乾燥は念入りに!自宅でも追加で乾燥させる

羽毛布団を洗濯するにあたって一番のポイントは「乾燥」であると言っても過言ではありません。中の羽毛まで完全に乾燥させないと、カビや臭いの原因となる恐れがあるためです。

布団の中心部まで完全に乾いているかどうかは見極めにくいものです。コインランドリーの乾燥機で完全に乾いたと思った場合でも、そのまま収納することは絶対に避けて、自宅に持ち帰ってからも広げたまま自然乾燥させましょう。

そもそも羽毛布団は、中の羽毛が飛び出さないように生地の目をより詰めて隙間を小さくする加工をしています(ダウンプルーフ加工)。つまり通気性が低くなり、ただでさえ乾きにくい製品なのです。

自宅でも追加で乾燥させることを考えると、羽毛布団の洗濯から乾燥まで、少なくとも半日以上の時間がかかることになるでしょう。「そこまでの時間や手間はかけられない」「布団をダメにしたくない」とあなたが思うのであれば、クリーニング店の利用も検討した方が良いでしょう。

クリーニング店の乾燥機は布団専用のかなり大型のものであり、コインランドリーのそれとはまったくの別物です。布団の中の水分をしっかり飛ばす機器と技術がクリーニング店にはあります。

さらに、クリーニング店であれば、布団内部の水分量を専用機器で計測して確認してくれるため安心です。コインランドリーは、費用を抑えられる点が魅力ですが、手間とリスクを良く考えて、自分に合った方法を選びましょう。