【もう失敗しない!】すぐわかる羽毛布団をコインランドリーで洗う方法!失敗から学ぶ正しい洗い方


【もう失敗しない!】すぐわかる羽毛布団をコインランドリーで洗う方法!失敗から学ぶ正しい洗い方

この記事では、羽毛布団をコインランドリーで失敗せずに洗う方法を詳しく解説していきます。

羽毛布団をコインランドリーで洗うと、宅配クリーニングよりも費用を安く抑えることができます。

迷いがちなコインランドリー洗濯機の容量選び、料金、選択方法ついて紹介していきます。

コインランドリーを賢く利用して、羽毛布団をふっくら清潔に復活させてみてください。

羽毛布団をコインランドリーで洗った経験がないから、失敗が怖い…。

失敗も多くあるから、過去の失敗例も知って、対策を学んでおくのだ!

目次

失敗を防ぐ最も重要なポイント!

もし『家庭洗濯禁止、『乾燥機禁止』、どちらか一方の禁止マークがある場合、羽毛布団を洗ってはいけません!

羽毛布団が洗えるか確認する方法

以下の洗濯表示タグは楽天で一位を取ったこともあるよく売れた羽毛布団の表示タグの例です。

『洗濯表示』タグの簡単な見方は、記号に『×』印がついていたら、禁止という意味です。

洗濯表示タグ

確認ポイントは以下のマークが含まれているどうかです。

家庭洗濯、乾燥機の禁止マークがどちらか一方にでもある場合、

コインランドリーを使ってはいけません。

家庭での洗濯禁止マーク
タンブル乾燥(乾燥機)禁止マーク

表示の詳細を知りたい方は信頼性がある発信元の政府広報オンラインをご参考ください。

洗濯表示は『2016年』より新しくなっています。

– 水洗い不可のものを洗ってしまった事例、結果的に『縮んだ』失敗例

洗えない場合は集荷もできる宅配クリーニングを使う

『家庭洗濯禁止』、『乾燥機禁止』の表示がある場合は、コインランドリーを諦め、布団専門の宅配クリーニング店に預けてください。

『家庭洗濯禁止』の表示があったとしても、クリーニングであれば綺麗にすることが可能です。

価格は一番安いところで試すことをおすすめします。

質にそこまで差が出ないからです。

時期によって変わりますが、今のおすすめはかなり料金がお得になっている『ふとんリネット』です。

ネット集荷で自宅から持ち出す必要はなく、手間と時間を考えると、すべて専門業者に丸投げで任せてしまうのが得策と言えます。

是非ご利用してみて下さい。

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羽毛布団はコインランドリーで洗うことができますが、次のようなメリットデメリットがあることは理解しておきましょう。

メリット・クリーニングよりも費用を抑えられる
・一日で洗濯・乾燥を完了できる
デメリット・時間と労力がかかる
・羽毛の損傷のリスクがある
・失敗するリスクがある

コインランドリーで洗う事前準備について

それでは、羽毛布団をコインランドリーで洗う方法をご紹介いたします。

まず、事前準備の用意からです。

中性洗剤を用意

コインランドリーでは、洗剤は自動投入される場合がほとんどであり、自分で用意する必要はありませんが、もし、自動投入でない場合には中性洗剤を用意していきましょう。

羽毛布団の洗濯には、おしゃれ着用の中性洗剤が適しています。

おしゃれ着用の中性洗剤には、洗濯時の色あせや型くずれを防止する効果があります。

羽毛布団を縛るヒモを用意(キルティング加工されていない場合)

羽毛布団にキルティング加工されていない場合は、布団を丸めて糸で縛り、いわゆる「すし巻き」状態にして洗濯することをおすすめします。

キルティング加工とは、表布と裏布とが(格子状などに)縫い合わされている加工を言います。

キルティング加工

この加工がないとコインランドリーの洗濯機で洗う際に、中の羽毛が片寄ってしまいます。

いったん片寄ってしまった羽毛は、元に戻すことが難しいです。

本来、キルティング加工がない羽毛布団の場合は、クリーニング店に出すのが無難ですが、どうしてもコインランドリーで洗濯したい場合には、紐で縛って羽毛が偏らないようにしましょう。

中の羽毛の片寄りをある程度防ぐことができます。

その他事前準備 羽毛布団が入る洗濯ネットを用意

羽毛布団の損傷を防ぐために、布団用の洗濯ネットを使用しましょう。

羽毛布団がコインランドリーの洗濯機の中で暴れて不安定になると洗濯機が停止してしまうこともあるので、その防止にもなります。

ファスナーの部分がカバーされているタイプの洗濯ネットを用意した方が良いです。

コインランドリーで洗っている時に、洗濯ネットのファスナーの部分が洗濯槽に何度もぶつかり傷をつけてしまうことがあるためです。

ファスナーの部分がカバーされているタイプの洗濯ネットは、「ドラム式洗濯機対応」と記載されていることが多いです。

コインランドリーで布団を洗濯する際には、ドラム式洗濯機に適したファスナー部分がカバーされた洗濯ネットを用意するようにしましょう。

思っていた以上に面倒だなっと感じたら、今のうちに宅配クリーニングに切り替えましょう。

下手に頑張るより、丸投げで任せてしまった方がストレスもなく楽です。

羽毛布団をコインランドリーで洗う時の費用と時間は?何キロを選ぶべき?

羽毛布団をコインランドリーで洗う時の費用と時間、容量についてまとめました。

コインランドリーによって料金などは異なりますので、ここでは一般的な目安となるものをご紹介しています。

なお、 洗濯機の「容量」とは、洗濯物が乾いた状態の重さを表しています。乾燥機についても同様です。

洗濯の費用とかかる時間の目安

羽毛布団のコインランドリーでの洗濯の費用とかかる時間の目安は次のとおりです。

大きさ洗濯機の容量料金時間
羽毛布団シングル1枚22㎏1,000~1,200円約35分
羽毛布団ダブル1枚27㎏1,200~1,600円約40分

乾燥の費用とかかる時間の目安

羽毛布団のコインランドリーでの乾燥の費用とかかる時間の目安は次のとおりです。

大きさ乾燥機の容量料金時間
羽毛布団シングル1枚22㎏600~800円約60分
羽毛布団ダブル1枚25㎏600~1,000円約60分

あくまで目安ではありますが、洗濯〜乾燥まで料金は2,000円〜2,500円程度、時間は1時間半〜2時間程度かかることが分かります。

枚数が増えるほどかかる費用や時間、労力も増して行きますので、枚数が増えるほど安くなる宅配クリーニングを検討することをおすすめします。

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羽毛布団をコインランドリーで丸洗いする方法

羽毛布団をコインランドリーで洗う手順を解説します。

コインランドリーで洗えるかどうかを洗濯表示などで確認したら、コインランドリーへ運びましょう。

羽毛布団をコインランドリーで洗う手順
① 洗濯前の準備
② 洗濯機に入れる
③ 乾燥機に入れて乾燥させる
④ 熱と湿気をしっかり逃がす

上記の丸洗いの手順について、詳しく解説します。

丸洗いの手順①洗濯前の準備

羽毛布団を広げて軽くたたき、ホコリなどのゴミや汚れを落としておきます。

特に目立つ汚れがある時には、洗濯機に入れる前におしゃれ着用の中性洗剤を直接なじませておきましょう。

丸洗いの手順②洗濯機に入れる

汚れている部分が外側になるように羽毛布団をたたんで、洗濯ネットに入れてから洗濯機に入れます。

洗濯機の動き始めは不安定なため、安定して洗濯をスタートさせるためにきちんとたたんで入れる必要があります。

洗剤は自動投入される場合がほとんどですが、もし自動投入でない場合は、このタイミングで洗剤を入れます。

丸洗いの手順③乾燥させる

洗濯が終了したら乾燥機へ移しますが、この際に、羽毛布団に損傷がないか一通りチェックすると良いでしょう。

コインランドリーの洗濯機や乾燥機は強力なため、特に長年使った羽毛布団でなどは、最悪の場合、途中で側生地が破れて中の羽毛が出てくることもあるためです。

またこの時に、よじれやゆがみを直すなど、いったん羽毛布団の形を整えることで、より速く片寄りなく乾燥することができます。

乾燥機は途中で扉を開けることもできますので、時々開けて広げたりひっくり返したりして、まんべんなく乾くように工夫すると良いでしょう。

乾燥時間は50~60分程度を目安にするのをおすすめします。

乾燥機の熱によるダメージは意外と大きいため、残りは自宅へ持ち帰って天日干しするのが無難です。

丸洗いの手順④熱と湿気を逃がす

乾燥機で完全に乾いたと思った場合でも、まだ熱の残る羽毛布団は、熱とともに湿気もまだ含んでいます。

湿気が残っているとカビや臭いの原因となります。

また、羽毛布団の中心部まで完全に乾いているかどうかは見極めにくいものです。

そのまま収納することは絶対に避けて、自宅に持ち帰ってからも広げたまま自然乾燥させ、熱と湿気をしっかり逃がしてから収納しましょう。

羽毛布団をコインランドリーで乾燥させる時は高温にしすぎない

羽毛布団をコインランドリーで洗う際の注意する点として、乾燥機によるダメージはかなり大きいということがあります。

羽毛はタンパク質でできているため、熱を加え過ぎると羽毛の繊維が割れてしまい、元のような保温機能が失われてしまうことがあります。

そのため、羽毛布団を乾燥機にかける際には、高温になり過ぎないように注意が必要です。

一番の対策としては、コインランドリーの乾燥機に長時間かけ過ぎないことです。

長くても60分程度を目安として切り上げて、残りは自宅へ持ち帰って、天日干しなど自然乾燥させるのが無難です。

また、温度調節機能のある乾燥機であれば、濡れている間は高温で、その後で中温に切り替えるという方法もあります。

自宅で洗ってコインランドリーでは乾燥だけでもOK

費用を抑えたいなら、羽毛布団を自宅で洗って、コインランドリーでは乾燥機だけ利用するという方法もあります。

ただし、濡れて水分を含んだ布団は、想像以上に重いものです。無理に持ち上げようとすると側生地が破れることがありますので、洗濯後の濡れた布団をコインランドリーへ運ぶ際には注意が必要です。

羽毛布団を自宅で洗う方法については、「洗濯機で洗う方法」「浴槽などで手洗いする方法」の2つがありますが、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

羽毛布団をコインランドリーで洗濯するときに失敗しないためのポイント

羽毛布団をコインランドリーで洗濯するときに失敗しないためのポイントをまとめました。

失敗しないポイント①洗濯機は十分なスペースの空くサイズを確保

羽毛布団の汚れをしっかり落とすためには、布団の大きさに対して十分なスペース(容量)のある洗濯機を使うことが大切です。

具体的な容量としては、前述したとおり、羽毛布団1枚の場合は22㎏の容量の洗濯機が目安となります。

もし容量選びで迷ったならば、実際に羽毛布団を洗濯機に入れてみて、洗濯機の8~9割が埋まっている状態が理想です。

もちろんそれ以上のぎゅうぎゅう詰めはNGです。

また、洗濯機の容量は「○○キロ」と表示されていますが、これは洗濯物が乾いた状態の重さを表しています。

乾燥機についても同様です。

失敗しないポイント②キルティング加工されていない場合はクリーニングも検討

羽毛布団がキルティング加工されていない場合は、ヒモで縛って「すし巻き」の状態にして洗う必要がありますが、この場合、内側の汚れが十分に落ちるとは言い切れません。

また、コインランドリーの強力な洗濯機や乾燥機を使用した時に、絶対に中身が片寄らないとも言えません。

一度羽毛が片寄ってしまうと元に戻すのは難しいです。

キルティング加工されていない羽毛布団を洗うのはとても難しいので、宅配クリーニング店に出すことも検討しましょう。

失敗しないポイント③乾燥機も十分なスペースの空くサイズを確保

羽毛布団を乾燥機にかける場合、洗濯機に比べてさらにゆったりしたスペースが必要です。

実際に羽毛布団を乾燥機に入れてみて、乾燥機の5割前後が埋まっている状態が目安となります。

乾燥の工程では、布団が乾燥機内でポンポンと叩かれるように撹拌されることで、生地や羽毛の繊維を起き上がらせつつ水分を飛ばします。

そのため余裕のあるスペースが必要となるのです。

したがって、一台で洗濯から乾燥までできる洗濯乾燥機の場合、「乾燥」を基準に容量を選びましょう。

失敗しないポイント④乾燥は念入りに!自宅でも追加で乾燥させる

羽毛布団をコインランドリーで洗濯するにあたって一番のポイントは「乾燥」であると言っても過言ではありません。

中の羽毛まで完全に乾燥させないと、カビや臭いの原因となる恐れがあるためです。

以下の理由から、自宅でも羽毛布団の追加乾燥は必ず行うべきです。

  • 羽毛布団の中心部まで完全に乾いているかどうかは見極めにくい
  • 羽毛布団はそもそも乾きにくい

羽毛布団は中心部まで完全に乾いているかどうかは見極めにくいので、コインランドリーの乾燥だけで終わらせることは絶対に避けて、自宅に持ち帰ってからも広げたまま自然乾燥させましょう。

また、そもそも羽毛布団は、中の羽毛が飛び出さないように生地の目をより詰めて隙間を小さくする加工をしています(ダウンプルーフ加工)。

つまり羽毛布団は通気性が低く、ただでさえ乾きにくい製品なのです。

自宅でも追加で乾燥させることを考えると、羽毛布団の洗濯から乾燥まで、少なくとも半日以上の時間がかかることになるでしょう。

「そこまでの時間や手間はかけられない」「羽毛布団をダメにしたくない」とあなたが思うのであれば、宅配クリーニングの利用も検討した方が良いのだ!

宅配クリーニングの乾燥機は布団専用のかなり大型のものであり、コインランドリーとはまったくの別物です。

布団の中の水分をしっかり飛ばす機器と技術がクリーニング店にはあります。

さらに、クリーニング店であれば、布団内部の水分量を専用機器で計測して確認してくれるため安心です。

コインランドリーは、費用を抑えられる点が魅力ですが、手間とリスクを良く考えて、自分に合った方法を選びましょう。

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宅配クリーニング博士

宅配クリーニング博士です。
確かな情報を持っている有識者さんからの情報提供をもとに作っています。
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