ここではウールコートのクリーニング料金やクリーニングする頻度、クリーニングに出さないとどうなるのかを解説していきます。
ウールコートってクリーニングに出さないとダメなの?クリーニングは料金も高そう・・
ウールコートに使われるウールは、特殊な素材なので基本的に自宅で洗濯することはできませんので、クリーニングに出すのが無難です。
目次
ウールコートのクリーニング料金の相場はいくらぐらいなのでしょうか。
クリーニング店ごとの料金を比較してみましょう。
クリーニング店 | 料金 |
---|---|
リコーベ | 933円〜 |
リナビス | 990円〜 |
ホワイト急便 | 1,340円~ |
白洋舎 | 1,900円~ |
うさちゃんクリーニング | 1,274円~ |
ポニークリーニング | 1,300円~ |
ナイスクリーニング | 850円~ |
キレイナ | 6,000円~ |
リネット | 1,900円~ |
ネクシー | 2,000円~ |
平均 | 2,070円 |
店舗によって料金に差はありますが、平均すると2,070円という結果が出ました。
最低料金や同じクリーニング店でも地域で料金が異なるものもあるので、こちらに記載された料金はあくまでも目安です。
ファーなどの特殊素材を使用している場合は追加料金がかかる場合もありますし、ベルトやフードを小物として別料金でクリーニングしなければならない場合もあります。
ウールコートは自宅では洗濯できませんので、基本的にクリーニングは必要です。
ウールは縮みや型崩れが起きやすい素材です。
衣類の中でもコートは生地の張り感も大切なので、縮みや型崩れによる生地へのダメージは見た目の印象に関わります。
お気に入りのコートが型崩れしてしまう可能性もあるので、自宅での洗濯は避けましょう。
シーズン中にほんの数回しか着用しなかったウールコートをクリーニングに出すか迷ってしまいます。
しかし、ウールコートはクリーニングに出さないで、そのまま保管しておくと4つのリスクに晒されてしまいます。
原因は着用したことによる汚れですが、具体的にはクリーニングに出さないことで次の4つのリスクがあります。
数回しか着ていないと思っていても、1回でも着用したなら必ず汚れは付着しています。
特に雨など乾いてしまうとまったく目立たないものも放置することでシミになる可能性があります。
また、襟元や袖口は多少なりとも皮膚と接触しています。
皮脂の汚れは時間が経つと酸化して落としにくくなってしまうので、クリーニングしてから保管するようにしましょう。
外出時に知らない内にウールコートに虫を付着させてしまう場合があります。
満員電車など人の洋服と接触してしまう状況であれば、虫食いの危険度はかなり高くなります。
虫が付着したままクローゼットに保管してしまうと、他の洋服にも被害が及ぶ可能性もあります。
コートは直接肌には触れにくいものですが、人体からの汗や水分、寒暖差による結露などでウールコートは湿気を帯びた状態になってしまいます。
それをそのままクローゼットにしまうと、カビが生えてしまう可能性があります。
着用後はすぐにしまわずに、陰干しをしてからしまうようにしましょう。
ウールコートを着用すると、少ないながらも汗や皮脂が付着してしまいます。
それをそのまま保管してしまうと、次のシーズンに取り出した時には臭いが出てしまう可能性も。
特にタバコを吸う人は、コートにタバコ自体の臭いがついてしまうのもありますが、汗などにもタバコの影響が出ているので必ずクリーニングしてから保管するようにしましょう。
ウールコートのクリーニング頻度としては、年に1回シーズン終了後に出す程度で十分です。
ウールコートはクリーニングしすぎると、風合いが落ちたり、縮んだりしてしまうので必要最低限にしましょう。
毎日のように着用していて汚れなどが気になる場合は、年末などに一度クリーニングして、シーズン終了後にもう一度クリーニングすると気持ちよく着用できます。
クリーニングの頻度ももちろんですが、着用後に陰干しやブラシをかけるなどの日頃のケアを行っておけば、きれいな状態を長持ちさせることができますのでぜひお試しください。
コートをクリーニングに出す前に、次の記事で「素材別の料金相場」や「かかる日数」「最適なクリーニング頻度」「毛玉取り」などについて疑問を解決しておきましょう。