ここではスーツクリーニングに出す準備からオーダー方法、受け取り方法まで、スーツクリーニングの出し方について詳しく解説していきます。
スーツクリーニングの出し方ってどうやるの?
初めてだから正しい出し方が知りたい・・・
スーツは洗濯出来ないものが多いので、クリーニングに出さなければいけないことがほとんどです。
特にはじめてのスーツクリーニングはそもそもどうやって出せばよいのか、色々なメニューの中からどうやって注文をすればよいのか等、出し方について分からないことが多いと思います。
本記事を読んで、スーツクリーニングの出し方について正しい知識を身につけましょう。
スーツクリーニングの出し方について一通りの流れが分かるのだ!
この記事で何が分かる? |
---|
スーツクリーニングに出す前の準備 |
スーツクリーニングの持って行き方 |
スーツクリーニングの注文の方法 |
スーツの受け取り方 |
目次
スーツをクリーニング店に持っていく前に、事前準備としてスーツの状態をチェックしておきましょう。
チェックポイントは次の3つです。
スーツクリーニングの出し方【事前準備編】の確認事項 |
---|
外れそうなボタンは無いかの確認 |
ポケットの中身の確認 |
ほつれ、シミ、汚れは無いかの確認 |
それぞれ解説します。
スーツのボタンが外れそうな箇所はないかをチェックします。
もし、外れそうになっている場合は、あらかじめ外すか、付け直してからクリーニングに出しましょう。
出来上がってからボタンの紛失が発覚すると後で面倒だからです。
ボタンの外れが気になっている場合は、ボタンの付け替えをオプションでお願いすることも可能なのでそれも検討しましょう。
ポケットの中身はその場でチェックしてくれるところもありますが、チェックなしで受け取るクリーニング店もあります。
もし、大切なものが入っていた場合、紛失する可能性もあります。
ボールペン、紙きれ、小銭などが入っていないことを念のため確認しておきましょう。
ほつれ・シミ・汚れがないかチェックしておきましょう。
スーツクリーニングに出す際に、お店側でもチェックしますが双方とも分かっていた方が無駄なトラブルを回避できます。
また、事前にスーツの状態が分かっているとお店の人に相談しやすいというメリットもあります。
これでスーツクリーニングの出し方【事前準備編】は完了です。
スーツクリーニングの持って行き方に特に決まりはありませんが、『ハンガーは外してビニール袋に入れて持っていくことを推奨』します。
もし、ハンガーやスーツ専用の黒いカバーで持っていく場合は、次の点に注意しましょう。
ハンガーやスーツの専用カバーごと渡してしまうと、クリーニング店に捨てられてしまう場合があります。
ですので、最初から捨てやすいビニール袋で持っていくのがベストです。
スーツクリーニング注文するとき、どんなことを聞かれるの?
どういった風にオーダーすればよいの?
スーツクリーニングの出し方で、一番迷うのは店舗で依頼する際に、どのように注文すれば良いか?という点だと思います。
まず、あなたが今回スーツクリーニングするのは、以下のどのパターンに当てはまるか確認しましょう。
上記、それぞれどのようにオーダーすれば良いのかを解説します。
スーツの汗や臭い、カビ、シミ汚れなどが気になる場合は、オプションのウェットクリーニング(汗抜き加工)も検討しなければいけません。
通常のスーツクリーニングは、生地を傷めないために、ドライクリーニングといって水を使わない方法を行なっています。
しかし、中にはドライクリーニングでは満足に落とせない汚れもありますので、次を参考にしてウェットクリーニングも利用するようにしましょう。
汚れの種類 | クリーニング方法 |
---|---|
汗、臭い | ウェット(汗抜き加工) |
白カビ | ドライ |
黒カビ | ウェット(汗抜き加工) |
油性のシミ汚れ (マヨネーズやチョコレート、口紅など) | ドライ |
水溶性のシミ汚れ (醤油やジュースなど) | ウェット(汗抜き加工) |
※ウェットクリーニングは難易度も高いため、高級スーツの場合は特に信頼できるクリーニング店を利用するようにしましょう。
ウェットクリーニング(汗抜き加工)は、通常スーツ上下で1,000円〜2,000円程度の追加料金がかかります。
ウェットクリーニングとドライクリーニングの違いは次の記事に詳しくまとめています。
スーツに汗や臭い、カビやシミがない場合は、特別な注文をせずにそのまま出せば大丈夫です。
通常、スーツを特別な注文をせずに出すと「ドライクリーニング」として扱われます。
この場合の料金はおよそスーツ上下で1,000円〜2,000円程度になります。
ドライクリーニングは、汗などの水溶性の汚れを取ることは苦手ですが、スーツを傷めにくく綺麗にしてくれるので、気になる汗や臭い、カビやシミなどがない場合は最適なクリーニング方法なのです。
10万円以上の高級スーツの場合、『DX(デラックス)仕上げ』を選ぶのがおすすめです。
デラックス仕上げというのは、簡単に言うと「通常よりも高額の料金で丁寧にクリーニングしてくれるコース」です。
クリーニング店によっては「ロイヤル」と呼んでいる場合もあります。
また、絶対に失敗したくない場合は信頼のおける高級品専門のクリーニング店に頼むことをおすすめします。
少々料金が高額(上下で5,000円以上の場合もある)でも、高級品専門のクリーニング店に依頼する方が失敗がなく結果的にコスパが良いからです。
近くに信頼できるクリーニング店がない場合は、以下を参考にしてみてください。
もし、上記のスーツのパターン別注文方法を見てもオーダーに迷う場合には、店員さんと相談すれば大丈夫です。
「スーツの汚れなどで気になっていること(臭いやシミ、汗、カビなど)」を伝えるだけで、クリーニング店から適切なメニューを提案してもらえることがほとんどです。
もし、分かりにくかったり、店員もどうしたら良いか分からないような店舗であれば、そもそも選ばない方が無難ですので別のクリーニング店を当たってみましょう。
スーツクリーニングが完了すると、基本的にはビニールカバーのかかった状態で渡されます。
お店によっては、手提げ袋を付けてくれるところもありますが、袋はサービスではなく、別途有料にしているクリーニング店が多いです。
ビニールカバーのまま持って帰っても良いですが、万が一帰宅途中にスーツが汚れてしまったら意味がありませんよね。
できれば大き目の手提げや紙袋などを持ってきた方が安心です。
スーツクリーニングの出し方を解説してきましたが、スーツはクリーニングに出し過ぎると生地を傷める原因になり、良くありません。
基本的にはシーズン毎、または汚れや臭いが気になってきたタイミングが一般的です。
また、スーツは一着をずっと着るのではなく3〜5着を着回すと頻繁にクリーニングしなくても良いのでおすすめです。
詳しくは次の記事にまとめています。
スーツクリーニングについてもっと知りたい人は下記の記事をご覧ください。
当サイト「宅配クリーニング博士」編集部が総力を挙げてクリーニング店36社を徹底比較し、ランキング化しました。
価格と品質のバランスが取れた優秀な宅配クリーニング店が分かるので、クリーニング店選びの参考にしてみてください。